様々な病気のリスク、骨粗鬆症などが出始める時期は、ダイエットもゆっくりと行わなければならないですね。
実は、私は痩せていた時期より、太っている時期のほうが体調はいいです。
家系的にあまり丈夫ではないので、少々小太りが健康、というのは本当だと思っています。
いまのダイエットは、あくまで生活習慣病の予防や膝、腰に負担がかからないようにと思ってやっています。
ここ数年取り入れているのは、雑穀でのダイエットです。
これは、家の年寄りが生きているときはできなかったですね。
昔の人は戦争時に雑穀ばかり食べていたトラウマがあり、雑穀ご飯は歳をとってまでわざわざ食べたくない、という気持ちが強いからです。
その雑穀も、現代ではなんとお米より高いですね。
お米が5キロあたり1000円で買える時代に、雑穀はクレジットカードで買うときもあるくらいです。
それでも、白米だけ食べているときよりは、グッと太らなくなりました。
食物繊維が豊富でお通じもいいので、魚と野菜中心の食卓にして運動を取り入れれば、まず、いま以上には太りません。
このダイエットをしているなら、痩せるにはやはり運動量は増やした方がいいです。
雑穀ご飯は白米のご飯とカロリー自体はあまりかわりがないのですが、雑穀の性質上、カロリーの吸収率は白米よりは低いです。
ただ、これで痩せるとなると時間がかかります。
これほど効果がゆるやかなのに、どこにメリットがあるのかといえば、おかずを食べ過ぎないで済むことですね。
雑穀ご飯はそれだけ食べても飽きないくらい味にメリハリがあり、梅干しひとつでも食べ切れてしまうんです。
もちろん、これだけでは栄養にならないので、栄養バランスのよいおかずは必要ですが、一汁一菜の質素な食事にしても、物足りなさは感じません。
それで徐々に体重が減っていくんです。
雑穀の味と、和食はとても相性がよく、お肉やフライを食べたいという気持ちにはならないです。
青菜のおひたしや、魚の煮物、ひじきなどととてもよく合い、どれもカロリーの低い食材です。
雑穀は、近所のドラッグストアやスーパーなど、身近な場所で買えますが、TV通販で買った奈美悦子さんのプロデュースによる『健康美人』はクセがなくて、毎日朝晩食べても飽きが来ないですね。
私自身は、昔からまったく雑穀に抵抗がなかったので、ここ数年はほぼ毎回食べています。
けっこう不規則な生活の割りには、体重は増えず、あまり意識しなくても普段の家庭菜園や寝る前のストレッチで、月1キロくらいずつ体重は落ちてきています。
ときどき止まることもありますが、あまり神経質にならないよう続けていきます。