日本でも5:2ゆる断食ダイエットとして知られている週の2日だけ600kcal(女性500kcal)に抑える食事方法で、海外でも有名人など多数取り組んで成功しているダイエット法、ファスティングダイエットがこれに当たります。
ファスティングというのは断食の事で、ファスティングデイに普段食を最小限に控えてもっと水分を摂る事で胃腸の調子を整える事が出来、その上体重を減らす事が出来るという優れたダイエット方法です。
私たちがこの方法を知ったのは英国BBC TVでたまたま観たロンドンのモズレー医師のドキュメンタリー番組でした。
その番組では100歳を超えても元気にマラソンを続ける男性の食生活や、断食と脳の関係を調査して、結果あみ出されたダイエット法が紹介されました。
簡単に言うと、必要な最低カロリーを週に2日摂り、残りの日は普通に食べる事が出来ます。
その当時、肉食が多く特にビールの好きな主人のお腹の出っ張りが気になっていたので早速夫婦で始める事にしました。
このダイエットの特徴は週のうち2日は600Kcal(女性500Kcal)までの食事に抑え、後の5日間は普通の食事を採る事が出来るため特別なメニューを考える負担がなく何週間でも続けられます。
このカロリーは意外に覚えやすく、食パン1枚+卵2個+魚か鶏むね肉100g+野菜かスープを三食に配分して食べる事が出来ます。
油や調味料、ドレッシングは出来るだけ使わず、代わりにレモンを加え蒸し焼きなどで調理をします。
始めた最初の3週間ほどは結果が出なくて残念な思いをしましたが、1カ月さらにもう1カ月と続ける毎に確実に体重が減り、主人のお腹がペタンと平たくなりました。
そして、このダイエットの良い所は、終了後も体重をキープ出来てリバウンドし辛い体質になる事です。
1年後の現在、食事に魚や野菜が自然と増えた事もありますが、夫婦の健康は随分改善されました。
主人のお腹は少しまた出っ張って来ていますが、私は特に何もしていないにも関わらずその時の体重を維持出来ています。
このダイエットでは、1日目は余裕があっても、次の日には空腹で耐えられない時もあります。
私たちは、モズレー医師の番組で週のうち連日2日をゆる断食する様に習ったのですが、最近の新たな調査で連日ではなく間を開けた2日の方が効果が高いという声もあります。
基本的には、自分の生活に合わせて長く続けられる2日を選ぶ事が大事なのではないかと思います。