例えば食事制限をしなければなりません。
誰でもスイーツやラーメン、お肉、揚げ物などといった好きな食べ物があるはずです。
けれどもこういった人が好きになる食べ物は大抵、高カロリーのものばかりです。
そういった食べ物をいつも食べていてはダイエットなどできるわけがありません。
そのためある程度、我慢をしなければならないのです。
またジョギングや筋トレにも我慢は必要です。
ジョギングの場合は、もちろん無理をし過ぎてはいけませんが、ある程度は肺が圧迫されて息がハーハーするぐらい走らないと、ダイエット効果など望むことができません。
筋トレもきついと感じるぐらい行わないと、効果は決して出ません。
私がダイエットを行った時も、全く我慢をしないダイエットが可能だという夢のような話はあり得ないと考えていました。
ある程度の我慢が必要になってしまうことは覚悟していました。
そこで私が注目したことは、その我慢の大きさをいかに最小限に抑えられるかということです。
完全に我慢をしないでダイエットを行うことは無理であっても、なるべく我慢の必要がないように工夫することならば何とか可能なのではないかと考えたのです。
私はまず、朝食だけはたくさん食べるようにしました。
朝食の時には、素直に自分の気持ちのままに食べたいものを食べるようにしました。
ラーメンやスイーツなどといった高カロリーのものも我慢しないで食べました。
朝の食事は、その後も体を動かす機会が多いため、太りにくいからです。
つまり朝に食べたいものをたくさん食べることによって、食べたいという欲求を抑えて我慢する度合いを小さくしたのです。
もちろん3食食べたいものをたっぷり食べても太らないなどという上手い話はないため、昼と夜の食事はかなり制限しました。
運動の一貫のジョギングも我慢が必要ないように工夫しました。
走る時間帯は、涼しくて人目を気にする必要性もあまりない夜に設定しました。
走る時間の長さは、脂肪が燃え始めるギリギリの20分だけに設定しました。
それ以上走るためには、かなりの我慢が必要になってしまって、辛いからです。
おそらく持続できません。
またどうしても走りたくない時には、プールで泳ぐことによってジョギングの代わりとしました。
実際に私はこの我慢を最小限にするというダイエット方法によって、本当にうまくいきました。
半年間でなんと75キロから60キロまで15キロもダイエットすることに成功しました。