子育てから手が離れ、自分の時間もとれるようになるのが50代です。
そして、働いている人も家にいる人も必ず更年期をむかえます。
骨も筋肉にも十分な栄養が必要になってくるのも確かです。
50代になると閉経をむかえ、骨密度もグッと下がってくると言われています。
体の変化が起こる難しい時期にイライラするような過度なダイエットは控えた方が良いです。
今までの人生の経験から、賢くダイエットに取り組むことができると思います。
腹八分目で食べたり、女性ホルモンと同じ働きをもつと言われている大豆商品を毎日摂るように心がけることをお勧めします。
カルシウムを吸収するにはタンパク質と一緒に摂る方が良いので、ヒジキやじゃこを豆腐と炒ったり、桜えびと卵を炒めたりするが良いです。
炭水化物のご飯なども大切なエネルギー源ですから、食べなくするのではなく少な目を心がけます。
ご飯や麺類を少なくして、その分緑黄色野菜やたんぱく質を多く摂るようにして、腹八分目を目指します。
燃えやすい体をつくる食事と並んで、50代のダイエットには運動も大事です。
仕事をしている人は意識してあと20分歩く時間を増やしてふくらはぎの筋肉を鍛えていきます。
エネルギーの燃えやすい体、疲れない体を作るには体を動かすことが必要です。
20分歩きが慣れてきたら、少し速く歩くことなどを工夫しながら、無理なくできる運動を続けることが大事です。
家にいる方にお勧めなのが家事です。
拭き掃除などはかなりの運動量です。
毎日、今日はキッチン、今日は寝室などを決めて、拭き掃除をします。
ドアの下から上まで拭くのは座って、下の方をストレッチして上の方を拭くなど、体全部を使う運動ですから、エネルギーが燃焼するのは確かです。
色々と工夫するのも楽しいです。
50代は若い時とは違って、色々な経験があります。
自分なりに工夫をしていけば、いつまでも元気で若々しい体を手に入れることはできます。