私は第一子である息子を妊娠中に、体重が13kg増加しました。
それまでは思春期の頃の体重を10年以上キープしていたので大幅な減量の経験がなく、食が細いほうなので、産後も放っておいたら戻るだろう、と軽く考えていました。
出産して初めて体重を計った時は子供の重さぶんしか減っていなかったですが、体の回復や母乳の出をよくするためにも食事はしっかり摂らなければならないので、今はダイエットなんてしてる場合じゃないと思いました。
その後退院してすぐに家事を再開したら、あちこち痛いし本当にしんどくて、一週間で4kg体重が減りました。
意識していつも以上に白ごはんをたくさん食べていたのにこんなにすぐ減らせるなら、産後ダイエットなんて楽勝じゃないかと思ってしまったほどでした。
だから私はこの時期は特に攻めの減量には挑まず、日々の家事をこなすことと、育児に支障が出ないように体をメンテナンスすることを重視しました。
ひどい腰痛で立っていられないし眠ることも辛かったので、整体に通って歪みを矯正してもらったところ、腰まわりはほぼ元の状態に戻り、太ももは以前よりスッキリしたように思います。
ここからは減量ペースが一気に落ち着き、1ヶ月に1kgずつしか痩せませんでした。
とはいえまだ食べる量を減らすことはよくない気がして、毎日の愛犬の散歩をしっかり歩いたり、子供を抱っこしてあやすときにスクワットしたり、ほんの少しのことかもしれませんが意識して行うようにしました。
しかし異常に暑かった夏が終わる頃に夏バテ気味になり、また精神的にも辛いことがあったりして食べ物が喉を通らない日が続きました。
さすがに母乳が出なくなりかけたので必死に食べるようにしましたが、ひどい貧血で毎日めまいと頭痛で起き上がれないことが増えてしまいました。
しばらくダイエットのことなど忘れてとにかく必死で家事と育児をし、がむしゃらに日々を過ごしてしたように思います。
ハーフバースデーのお祝いの準備をする頃には少し自分のことを考える余裕も出て、体重を計ったところ出産前に戻っていました。
おそらく食べられなかった時期はもっと痩せてしまっていたと思います。
今は産後9ヶ月が過ぎ、産前の体重をキープしたままです。
離乳食が進んで授乳量が減ってきたので、私の食事の量も変に増やさなくてよさそうになってきました。
また、そろそろ息子も歩き始めたので、一緒に公園で遊んだりして積極的に体を動かせそうです。
以上から、私は産後は特別なダイエットをしなくとも、一生懸命母親業に取り組むことが自然とあるべきところに落ち着くのではないかなと思います。