近年アメリカで注目され、モデルのミランダ・カーも愛用していることで話題になった「チアシード」。
そもそもチアシードとは、ミントの仲間である南米原産のシソ科の植物で、チアの種のこと。
人間が生きていくために必要な入っている”奇跡の食材”とも言われています。
チアシードはゴマよりも1~2周りほど小さい粒で、色が黒いブラックチアシードと、色が白いホワイトチアシードという種類があります。
特にホワイトチアシードの方が必須脂肪酸であるα-リノレン酸を多く含むと言われています。
私はホワイトチアシードを購入し、実際の食事に取り入れました。
食べ方はシリアルにかける、サラダに入れる、スムージーに入れる、パンやマフィンに焼き込む、ヨーグルトに混ぜるなど色々ありますが、私の場合は手軽に毎朝ヨーグルトに混ぜて食べるようにしました。
しかし、混ぜて食べるだけではチアシードの効果は十分に発揮されません。
チアシードは、水分を含むと種の周りがゼリー状になります。
この状態に変化してから摂取した方がチアシードの効果が大きいと知り、チアシードをヨーグルトに混ぜて20分程度放置して、完全に種の周りがゼリー状になってから食べるように心掛けました。
味は特に無く、食感としてはプチプチしていて、ヨーグルトと混ぜて食べるとキウイを食べているような食感なので、抵抗なく食べられます。
朝食のヨーグルトだけではなく、ドリンクにもチアシードを入れて摂取しました。
水分と混ぜて摂取する時の放置時間の目安は、ドリンクとして飲むなら30分~1時間以内、ゼリー、プリン等のデザートなら2時間以上置くのがオススメです。
時間が経てば経つほどチアシードのゼリー化が進むので、満腹感を得られます。
しかし注意点もあり、チアシードの過剰摂取はダイエットに不向きです。
というのも、チアシードに含まれているオメガ3脂肪酸の厚生労働省が推奨する一日摂取基準は男性2.1~2.4g、女性1.8~2.1gとなっています。
チアシードはこれを20%以上含んでいて、大さじ1(12g中)では2.14gも含まれています。
なので、一日の摂取量は大さじ1強、これ以上摂取してしまうとダイエットには逆効果になってしまいます。
用量さえ守れば食物繊維も沢山入っているので、私は便秘が改善されました。
水分を含むと膨らむので満腹感も持続でき、何より手軽に取り入れられるので、試してみる価値はあると思います。