2008年度から厚生労働省が検保組合等に対してメタボ対策を義務づけたことから、40歳~74歳の保険加入者と被扶養者はメタボ健診、いわゆる特定健診を受けやすい環境が出来てきました。
実施者(市区町村や各検康保険組合等)に対する罰則や罰金はできたものの、医療保険加入者に対するペナルティはないのが現状で、なかなか健診に行かない方も多いのではないでしょうか。
健診を受けるにはまず受診者が病院に予約を入れる必要があります。
健診を実施している病院の一覧は健診の案内に同封されていますので、そのリストの中から病院を選び、電話等で予約を入れます。
健診には2~3時間かかりますが、所要時間は各病院に確認しましょう。
予約が入れられれば、前日まではやる事はありません。
できれば検査結果が良いものになるように、食事や運動等に気を付けましょう。
タバコを吸う方はこれを機に禁煙する手もあります。
前日は遅い時間の食事とお酒は控えましょう。
数値に影響します。病院から指示がある場合もありますので、従った方が身の為です。
さて、当日。
朝御飯は食べません。
水は飲んで大丈夫です。
健診の時間の少し前には病院に到着するようにしましょう。
服装は普段通りで良いですが、腹部の計測や体重を測ったりしますので、ちょっとでも数値を少なくしたい人は薄着にしても良いかもしれませんね。
あとは医師の診断を受ける時に心音を聴かれるので、ワンピースよりは上下別の服の方が便利です。
健診の受付をすませると、次々と指示されるので、言われるままに血液検査、尿検査、血圧、体重、腹部の測定をします。
あとは検査結果を待ち、医師の説明を受けるのみです。
一度予約してしまえば、大変なことはありません。
しかも、対象者であれば毎年受ける事ができますので、ダイエットしたい方は健診を目標として設定するのも一案だと思います。
去年の数値と比べて、一年の成果を見るテストのように考えると、毎年の健診が少しは楽しいものに変わるかもしれませんね。