手軽で効果の高いダイエット方法として知られる酵素ダイエット。
ファスティングダイエットとしても知られ、毎度の食事を酵素ドリンクと置き換えることで摂取カロリーを抑えつつ内臓の働きを最小限に抑えて休ませることで、ダイエットと同時に便秘解消やデトックス効果、美肌効果といった様々な健康効果が期待出来ると言われています。
酵素ダイエットはやり方が簡単で効果的ですので実践する方も多く、ネット上には様々な体験談があります。
成功した方や失敗した方もいますし、100%というわけではありませんが、やはり効果があるのは間違いありません。
酵素ダイエットを成功させるにも幾つかコツがあって、それらを守るだけでも確実に成功率は上がります。
まず気を付けたいのが体温。
酵素というのは、生体反応に際して消費される物質であり、生体反応が少なければ消費は少なく、多ければ増大します。
低体温の方はそれだけ生体反応が鈍く酵素も消費されないため、酵素ダイエットの効果も薄くなってしまいます。
酵素ダイエットを行う際には体温を上げるような取り組みも同時に実践することでその効果を上げることが可能ということです。
次に、使う酵素の種類です。
理想としては、自分で作った酵素たっぷりのグリーンスムージーなどが良いのですが、市販の物でも代用は出来ます。
しかしその際、加熱処理をされていない生きた酵素が入った商品が必要となります。
酵素は熱に弱く70度以上に加熱されると壊れてしまいます。
しかし、食品衛生法では定められた温度での滅菌が必要となりますから、大抵の場合は商品説明などの酵素は既に加熱処理で壊れてしまっているのです。
それでは当然効果がありませんから、痩せないとお嘆きの方は自分で生の食材を使ったスムージーなどを使えば、加熱の必要もなく生きた酵素をしっかりと摂れるのです。
最後に復食期と呼ばれる酵素ダイエットを実践した後の期間です。
この期間に気を緩めてしまうと、その前にどれだけ苦労したとしても水泡に帰すというものです。
酵素ダイエットは、最低限の栄養補給はしているとはいえ、人間の体を維持し続けるには栄養が不足するのは必然です。
そのため、体は生存本能の一つとして、少ない栄養摂取機会を逃すまいと食物からの栄養吸収率を最大まで上げようとします。
その時期に食事制限などをした後の開放感から、揚げ物などを食べてしまったとしたら、それらはしっかりと体が吸収してしまい、リバウンドの原因となってしまうのです。
これらはあくまで成功させるためのコツの一部ではありますが、これらを考慮するだけでもしっかりとした効果を期待出来ますので、酵素ダイエットを行う際にはこれらのやり方を是非心掛けておきましょう。