食べていないのに太るというのは、とても悲しいことです。
かくいう私もそんなときがありました。
しかしふと思い返してみると、それはダイエット中の出来事であったと思います。
ダイエットしているということは、食べ物を節制していますので、食べていない状況になります。
にも関わらず体重が落ちない時というのは、停滞期に入っている可能性があります。
ある程度ダイエットで痩せていくと、体が危機感を覚えて、エネルギーを消費しないようになるべく溜め込もうという働きを起こすのです。
そうなると、痩せにくくなります。
しかし心配はいりません。
停滞期は長くは続きません。
かならず停滞期は明けて、痩せていく時期に入ります。
またダイエットによって食べ物を抑制していると、胃から腸に送り出される食べ物が少ないので便じたいが少なくなります。
便が作られないので、大腸に滞留している便を押し出すことができないのです。
すると代謝機能が弱くなりますから痩せられないのは無理からぬことです。
私もダイエット中に、ひどい便秘になりました。
すると食べなくとも痩せないどころか体重が増えて行くことがありました。
これは非常にショックではありましたが、こういうときこそ腸を動かすために食物繊維が豊富な野菜ジュースを飲んだり、玄米を食べました。
また、腸を動かすためには運動が良いと知り、有酸素運動を心がけることで排便を促したのです。
こうした努力の甲斐があり、食べなかればスムーズに体重が落ちていくというところまで持って行きました。
安堵したのは言うまでもありません。
ここでひとつ心配な症状は、むくみです。
食べないのに太る人の中に全身がむくんでると感じる人がいるのなら血流障害が起きている可能性があります。
ただの冷え性ならよいのですが、心臓に疾患を抱えているとむくみやすくなるので、なかなか痩せないというときには、心臓の可能性も考えて循環器内科を受診することをおすすめしたいと思います。
しかし、おおかたの人は私同様ダイエットによる停滞期や便秘が原因かもしれませんので、そこまで心配しなくとも大丈夫だと思います。
美しくなるためには避けては通れない食べてないのに太るという症状ですが、気に病まずにダイエットを継続して欲しいと思います。
こうした難局を乗り越えてこそ、痩せて美しくなることができるのではないでしょうか。
ストレスが溜まる時には、ゆっくりとお風呂に入ってリラックスするのも良い方法です。
腸もあたたまります。