ファスティングダイエットは復食期間の過ごし方も大事?正しいやり方は?

20151023
特別な運動などは必要なく、普段と変わらない日常生活を送るだけで痩せることが出来るというダイエット方法として、ファスティングダイエットは話題となっています。

ファスティングダイエットとは、日々の食事を置き換えたり、ごく短期間を絶食することにより、内臓を休めて体内の老廃物を排出するといったデトックス効果であったり、美肌などにも効果があると言われるダイエットで、一般的には日々の食事を酵素ドリンクに置き換えて行う酵素ダイエットが人気となっています。

しかしこのダイエット方法、正しい方法でやらないと健康を害する恐れもありますし、ダイエットどころかリバウンドで逆に太ってしまうこともありますから、普通のダイエットに比べて難しいものと言えます。

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ファスティングダイエットを行う上で重要となるのは、事前の準備期間と直後の復食期間です。

理想を言えば、ファスティング実行の前後1週間は準備期間として欲しいところです。

まず、直前の一週間は、食事内容に気を付けて、バランス良く栄養素を摂取していきます。

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食事の基本となる『マゴワヤサシイ』を心掛け、多くの品目からバランスの良い栄養摂取を心掛けます。

この期間も既にダイエット期間ですから、糖分や油分の多いケーキなどの菓子類や油の多い肉類などは厳禁です。

1週間でしっかりと体に栄養を蓄えたところで、食事を酵素ドリンクに置き換えていきます。

期間は2日~3日で、それ以上はダイエットどころか健康を害するだけです。

毎食酵素ドリンクだけを飲み、どうしても空腹がガマン出来ない場合は、水や油を使わない薄く味付けしたダシ汁などを飲むと良いでしょう。

無事にファスティング期間を乗り越えたら、その後1週間は復食期間です。

初日は、まずおかゆなどの消化の良い脂質の無い物を食べます。

いきなり脂質の多い肉類や揚げ物、菓子類は厳禁です。

2日目からは、おかゆを主食に味噌汁や海藻、納豆や豆腐などの豆類をおかずにして、脂質はまだ抑えめにしていきます。

3~4日目になったら、おかゆを白米に戻したり、脂肪分の少ない鶏胸肉やささみなどを食事に織り交ぜていき、完全に元の食事に戻すのは一週間後ぐらいが良いでしょう。

これはファスティングによって体は栄養不足の状態に陥り、復食期の最初に食べる物は体に蓄えられやすくなっているからです。

この時に油物を食べると、脂質は体に必要以上に吸収されるため、ダイエットは失敗してしまいます。

しっかりとした準備とアフターケア、これこそがファスティングダイエットを正しく行うために必要不可欠なことなのです。

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