30代までは食事の量を減らしたり、少し運動をすれば痩せることが出来たのに、40代に入ると同じ方法では痩せなくなります。
50代ではさらに太りやすくなります。
テレビで流行りのダイエット法を試してみてもほとんど効果が出ません。
50代の肥満には女性ホルモンと筋肉量の減少が関係しています。
年齢に合わせたダイエットをすることが大切なのです。
50代になると女性ホルモンのエストロゲンが減少します。
エストロゲンは脂肪を燃焼してくれるホルモンなので、燃焼されなかった脂肪が体内にどんどん溜まっていってしまうのです。
そこでエストロゲンの分泌を促すと言われている食材を紹介します。
まずは女性ホルモンと似た働きをしてくれる大豆イソフラボン。
納豆・豆腐・味噌など大豆で作られた食材に含まれています。
次に女性ホルモンを作る卵巣を元気にするビタミンE。
かぼちゃ、アボカド、アーモンドなどに多く含まれています。
最後に女性ホルモンの代謝に必要なビタミンB6は魚やバナナに多く含まれています。
無理な食事制限は代謝を悪くするので逆効果になってしまいます。
上記の食材を積極的に取り入れることを意識してバランスの良い食事を心がけましょう。
年齢を重ねると筋力が低下してしまうので、基礎代謝が落ち、消費されるエネルギーが減ってしまいます。
筋力アップのために普段からなるべく体を動かす習慣を身につけましょう。
ウォーキングなど毎日続けられるような軽い有酸素運動がおすすめです。
50代からは若いころに行っていた体重を減らすためのダイエットをしても効果がありません。
それよりも健康的な生活を心がけることが、脂肪の少ない体を作っていきます。