今の便利な世の中、普通の生活をしていると基本的に運動不足になり、食べ物はすぐに手に入るためカロリー過多に陥ります。
きちんと生活の中での運動や食事内容を意識して過ごすのが大切なのですが、忙しい現代人にとってはそれもまたハードルが高いものです。
ダイエットしたいけれど時間も気力も無いというのが多くの社会人の現実なのではないでしょうか。
そういう私もダイエットしたいと口では言いつつストレスが溜まれば食べ物で発散するという生活から抜け出せず、就職してから気が付くと5キロオーバーになっていました。
全て仕事のストレスのせいにしてしまうのも何ですが、大方は仕事が原因ですね。
まずデスクワークで動きがない、ストレスが溜まる、時間が無い、疲れて運動どころではない、家に帰って遅い時間にドカ食いをする、これで痩せるはずはありませんね。
このままのペースで体重が増え続けてはいけないと一念発起して始めたのが、計るだけダイエットです。
これまでウォーキングやジムなど運動系を始めてもなかなか続けられなかった私にとって、計るだけで痩せるなんてこんな手軽な方法は無いと思いました。
しかも成功者の話を見ると、本当に他に何の努力もせずに痩せられたとあります。
これは運動嫌いな私にぴったりな方法だと思いました。
そして、毎日朝と夜に体重をチェックし始めました。
最初は毎日の変動の大きさに驚いたのです。
夜と翌朝では1キロ近く減っている事もあり、どちらを自分の体重とするのかと言えば、やはり軽くなっている朝一番の体重が良かったですね。
夜は食べたり飲んだりした物の量でも変動が大きいのですが、朝に増えている場合は確実に脂肪が増えていると言えるのです。
そして計測を続けていると、どのような食生活をすると体重が増えるのか、また減るのかがおおまかに分かるようになります。
大抵増えるのは前の夜に食べ過ぎまたは飲み過ぎた、そして数日間に渡っておやつなどを食べ過ぎているなと実感している時などです。
そうしているうちに、自分の体重が増える原因がだんだん分かるようになるのです。
私の場合それはほぼ食べ物で、材料が油、砂糖、炭水化物の集まりのようなもの、例えばケーキ、ドーナツ、ピザ、菓子パンなどですね。
体重を計ることで、太る原因が分かりそれを避けるようになるというのが私の計るだけダイエットの成果です。
あとは増えた体重を目の当たりにすると、その日は食欲が抑えられるという効果もあります。
太らない生活習慣を意識する、それがダイエット成功の鍵のようです。